2023年9月期 通期 決算説明資料
2023.11.14
2023年11月14日開催の機関投資家向け決算説明会と同内容のコンテンツを展開させていただきます。
ダウンロード資料についてはこちらをご確認ください。

決算説明に入る前に、まずは当社のミッション、事業内容、中期経営計画とその成長ドライバーについて簡単に触れさせていただきます。
まず、コーポレートミッションについては、今年度も変わらず「人に人らしい仕事を。」を掲げています。
我々は創業以来、主に広告領域において、プロダクトベンダーとしてテクノロジーを駆使して、機械がやるべき仕事を自動化することで、生まれた時間を人間が本来向き合うべき創造的な仕事に向かわせることをミッションとして、事業活動を行ってきました。
特に直近では、Generative AIを中心とするAI技術の躍進によって、企業のデジタル変革がフォーカスされています。また、それによって今までの人の仕事が奪われるのではないか、という問題提起が活発になされています。しかし、我々フリークアウトは、AI技術による変革の核心は、単に既存の業務効率を向上させるだけではなく、新たな価値を生み出すことにあると考えています。すなわち、我々が目指すのは、AI技術による効率化で生まれた新しい時間、考え方を元に、今までにない新しい価値を人が作り出す、「人らしい仕事」の創造です。これにより、AI技術の進歩が、仕事を奪われるというネガティブなものではなく、人々にとって希望に満ちたものとなることを願っています。
これからも我々フリークアウトは、「人に人らしい仕事を」をミッションに、AI技術の躍進の波に乗りながらも、人間が持つ創造性や感性を大切にしていきます。それによって、単なる効率化だけでなく、独自の要素や革新的なアイデアを社会に対してもたらすことができるでしょう。フリークアウトは、AI技術を最大限活用しつつ、人間が持つ独自性と共存・共栄する未来を実現することを目指しています。
当社は今後も、この「人に人らしい仕事を。」というミッションの実現に向けて、事業を成長させ、企業価値の向上に努めてまいります。

当社の概要がこちらです。各財務数値はご覧のとおりです。
いわゆるアドテクと呼ばれる領域を祖業に事業を開始しまして、直近では合弁会社で営んでいるタクシーサイネージのシェアで圧倒的なナンバー1となっているほか、UUUM社のグループ化を通じてインフルエンサーマーケティング事業にも進出しました。

次に、当社の主な事業内容はこちらです。
各事業の現状については、後ほど各管掌取締役よりご説明申し上げますが、左上のDSP事業から始まって、現在は広く広告事業領域にプロダクトを提供しているほか、グローバルでも北米を中心に広く事業を展開しております。
また、9月にUUUM株式会社を連結子会社化しました。後ほどPLの連結スケジュールについてお伝えいたしますが、24年9月期からはインフルエンサーマーケティングという新しい事業の柱が当社グループに一つ加わることになります。

<第4四半期のサマリ(売上・EBITDA)>
第4四半期決算の概況をお伝えします。
季節性として第4四半期は、年末に向けて徐々に広告需要が積みあがるタイミングですので、国内外ともに第3四半期と比較して、上昇傾向にある四半期となります。今回の第4四半期は、売上高で前年比ほぼ横ばいの73.9億円、売上総利益で前年比20.8%増の24.5億円、EBITDAで前年比約2倍の10.1億円で着地しました。なお、今回は9月に開示したとおり投資事業において約7.8億円の営業利益を計上しており、これが業績に貢献しています。
投資事業以外の事業においては、引き続き北米の苦戦が続いております。後ほど詳細お伝えしますが、売上高で前年比8割程度、EBITDAでは1/3強の1.4億円となっています。前回8月の決算説明時には、第4四半期のEBITDA見通しが3億円前後になりそうとお伝えしておりましたが、そこからさらに回復が遅れております。マクロ経済とそれに影響を受ける広告単価はほぼ落ち着いていますが、前回お伝えしたクライアントロストの影響と直販の不調が生じています。しかし、年明けに向けて新しいクライアントの獲得は順調に進んでおり、来期の第3四半期以降は順調に再成長を開始できると見込んでいます。また、安定していたアジアも足元数字を落としておりますが、これも中国事業が苦戦をしている影響で、その他の拠点においては事業は順調で悲観的な要素はありません。
<通期のサマリ>
23年9月期は通期で売上高306.0億円、EBITDA34.5億円となりました。投資事業も含めて、中計の目標数値であるEBITDA30億円を達成しております。もちろん、計上時期のコントロールが難しく一般的にRecurringしない投資事業に依拠せずEBITDA30億円を達成する方針でしたので、そこからすると満足する結果を達成できたわけではありません。一方で、コミットした数字を達成するという意味では最低限の目標は達成できたと考えています。
第1四半期が終了した当初は、通期で投資事業抜きでEBITDAが35億円に届くのではと見込んでおりましたが、想定以上の北米の景況感の悪化とクライアントロストの影響もあり、投資事業で収益を獲得してEBITDA30億円の中計数字を達成したという形になります。
<24年9月期業績予想の考え方>
24年9月期の業績予想については、売上高で510億円、EBITDAベースで20億円で本日公表しております。
後ほど詳細お伝えしますが、23年9月期とのEBITDAの差分については、
-UUUMの連結子会社化の影響(非開示)
※UUUM社のPLについては今回同社の23年9月~24年9月までの13か月間の数字を取り込む予定です。
-23年9月期投資事業による収益の影響(売上高14.6億円、EBITDA13.0億円分を24年9月期は見込まないため減少)
-北米事業の第1四半期の前年度比減少と第2四半期以降の回復による影響
となります。23年9月期に計上した投資事業による収益を24年9月期には一切見込まない一方で、UUUMの連結開始による加算などを見込んでおり、投資事業を抜いた事業数字で前年度比プラスで着地させることを目標としています。
なお、次期の中期経営計画(3か年)については現在定性面を中心に確定を進めています。11月内には公表できる見込ですが、定量面では26年9月期にEBITDAで60億という目標を掲げる方針です。