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2024年9月期 通期 決算説明資料

2024.11.19

主要財務数値の推移

  続けて2024年9月期第4四半期決算の概要について説明いたします。

  四半期の推移はこちらです。UUUMの連結子会社化の影響もあり、売上高141.8億円、売上総利益39.4億円ともに、第4四半期としては過去最高を大幅に更新しております。なお、お伝えのとおり今回の決算ではUUUMの決算期変更の影響で同社の業績を4か月分取り込んでおりますので、当該影響がなければ概ね120億円弱程度の売上水準となります。EBITDAについても、投資事業を除けば前年と比較しても回復してきております。

  セグメント別の推移については、後ほど各事業のところで説明いたします。

各段階利益 推移

  各段階利益の推移と、それぞれの差分についてはこちらのとおりです。

  7月から9月にかけて急速に円高が進行したことで、今回為替差損が4.6億円発生しております。ご存じのとおり、10月以降再び円安に回帰していることから、現時点の為替水準が継続すると、25年9月期の第1四半期に同額程度の為替差益を見込んでおります。

連結売上原価(投資事業除く)の推移

  連結売上原価の推移は、こちらのとおりです。全体としては原価率が増加していますが、主に北米のプログラマティックの売上のシェアが上がった=プロダクトのポートフォリオによるもので、プロダクト別の粗利率については大きな増減はありません。

連結販売管理費の推移(全体)

  続けて、連結販売管理費の推移についてです。UUUMの子会社化に伴って、人件費を含めた連結販管費が対前年同四半期比で2倍弱となっています。比較可能性のため、次スライドでUUUMを除く既存事業のみでの数字推移を整理しております。(UUUMについては、同社の決算説明資料をご参考ください)

連結販売管理費の推移(インフルエンサーマーケティング事業除く)

  既存事業のみでの、連結販売管理費の推移はこちらのとおりです。対前年同四半期比で、20.5億円から20.1億円とほぼ横ばいです。また、第3四半期と比較すると▲1.7億円の減少となっています。前回の決算説明で、一過性の費用の影響が1億円弱あるとお伝えしましたが、それが今回はなくなっていること、円高の影響で北米を中心に円ベースでのコストが軽くなったことが要因です。今後も為替相場に大きな変動がなければ、概ね20億円前後の水準で推移していく見込みです。

【参考】人員数推移

   人員数の推移はこちらのとおりとなります。前回から引き続き、UUUMでは人員の最適化を進めております。当初目標の500人でほぼ着地できており、順調に進展しました。その他、日本で人員増が生じていますが、これはスライドのとおり9月末にスミカを連結子会社化した影響(+36名)によるものです。

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