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2021年9月期 第3四半期 決算説明資料

2021.08.13

  まず全体数字として、売上高が36.1億円、EBITDAが3.0億円ということで非常に順調に推移しております。​​​

​   米国のPlaywireについては、前年度第3四半期が新型コロナウイルスの影響で落込んでおりましたので、2年度前のFY19との比較を致しますと、売上高で14.3億円から26.4億円の85%増(年36%増相当)、EBITDAベースでも1.1億円から2.7億円の150%増(年60%増相当)と大幅に成長しております。アプリ領域、新しい分野のメディア開拓へのチャレンジで、人員を引き続き増員しておりますが、そのコスト増を、既存ビジネスの売上成長が充分吸収して利益も増加しています。人材投資の成果は今後来期に向けて期待しており、引き続きもう一段の成長を達成したいと考えております。​​​

​   次に、adGeekについては閑散期の第2四半期と比較して、第3四半期は売上・EBITDAともに増加しております。一方で、先ほど時吉から説明があったとおり、台湾では4月以降再燃した新型コロナウイルスの影響による広告予算の縮小などが発生しており、第4四半期も成長を図る時期というよりは、コスト抑制に努めることで大きく崩れることがないようしっかりと守るべき時期と考えております。​​​

​   その他の拠点については、Digitiv社を含むタイの子会社2社と、持分法適用の2社の数字となりますが、売上・EBITDAともに第2四半期から減少しております。タイ経済は引き続き新型コロナウイルスの影響を受けており、Digitiv社については、苦戦が継続している状況です。かかる状況を受けまして、Digitiv社ののれんについて、来年度以降の償却費減効果(14百万円/年程度)も見越して、今回減損を実施することといたしました。​​​

​   私の管掌領域については以上のとおりの状況です。総括しますと、米国のPlaywireは引き続き非常に順調であり、第4四半期以降も成長を見込んでおります。一方で、その他のAPACの子会社については新型コロナウイルスの影響が大きく、成長を狙って攻めていくのではなく、コスト抑制も含めて傷口を最小限に留めて今後の回復に備えていきたいと考えております。​

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